2018年2月5日取材
グランセンス吉川美南パークサイドコート (大和ハウス工業、住友不動産)
インプレッション1——新しい街・吉川美南の進化ぶりに驚いた

「グランセンス吉川美南パークサイドコート」の最寄り駅は、埼玉県吉川市のJR武蔵野線「吉川美南(よしかわみなみ)」駅。2012年3月に開業したばかりの新駅である。

私が初めて、この駅と駅近くで分譲中のマンションを取材したのは2013年の秋。駅ができてから1年半後のことで、当時は何もない場所だった。

「吉川美南」の隣駅「新三郷」には「ららぽーと三郷」と「コストコ」があり、反対側で2駅先の「越谷レイクタウン」には、巨大な「イオンレイクタウン」がある。

それらの華やかさに比べ、「何もない駅前」の寂しさを感じたことを覚えている。しかし、約5年後の2018年2月に「吉川美南」の駅に降り立ったときは、目を見張った。

西口側の駅前ロータリーに面して「イオンタウン吉川美南」が2017年9月にオープンしており、奥には「ケーズデンキ吉川店」「イオンタウン吉川美南ANNEX」が並ぶ。華やかさが格段に増し、西口駅前で空いている土地は「イオンタウン第3期計画予定地」になっているなど、「伸びゆく駅前」を実感できた。

この「吉川美南」駅を中心に、「新三郷」駅「越谷レイクタウン」駅といった周辺3駅に大型の最新商業施設がある場所は、日本全国を見渡してもなかなかみつからないのではないか。いつのまにかJR武蔵野線は、日本有数の“買物便利路線”になっていたのである。

「グランセンス吉川美南パークサイドコート」が建設されるのは、「吉川美南」駅から徒歩5分の地。どこかワクワクする気分の場所である。

インプレッション2——「東京」駅まで31分で、先進の街づくりとゆとりが特徴

JR武蔵野線「吉川美南」駅は「東京」駅から22km圏に位置し、「東京」駅からの距離でいえば、「国分寺」駅や東急田園都市線「たまプラーザ」駅とほぼ同等。電車の所要時間は「東京」駅から31分となる。

都心各地へのアクセスがよいのに加えて、街の将来性が高い。それが「グランセンス吉川美南パークサイドコート」の最初の注目点となる。

たとえば、この街では歩道が広く確保され、交差点にはポケットパークを設置して、見晴らしをよくしている。これにより、出会い頭の事故を防ごうとしているわけだ。

計画的に公園を配置し、街路樹で緑が連なる街が形成されているのも、心地よい。美しく統一感があり、開放的な街並が形成されて子育てしやすい。それが気に入ってこの街に移り住むという人も多い。そんな街である。

考えてみれば、高級住宅地として名高い田園調布も国立も計画的な街づくりで、街の価値を高めた。が、最初は注目する人が少なかったという。だから、最初は分譲価格が抑えられ、お金持ちではなく中堅サラリーマンが好んで移り住んだ……今の吉川美南のような状態だと考えられる。

吉川美南がある埼玉県吉川市は、人口増加率で近接する越谷市や三郷市よりも高く、それでいて刑法犯は10年前より40%減少しているというデータもある。先進の街づくりが効果を発揮し、良好な住環境が形成されている結果だろう。

また、吉川美南には地元で人気の高い公立小学校・美南小学校もある。この小学校に惚れ込んで、この街に移り住む人もいるほどだ。

まだまだ知名度の低い街だが、いろいろな魅力が備わり、それを発見する楽しみもあるわけだ。その街づくりは、現在、中間地点あたりまで来ている印象。これからの“伸びしろ”が大きい街に暮らせることも「グランセンス吉川美南パークサイドコート」の魅力となる。

インプレッション3——開放感の大きな敷地に、上質感漂う3棟の構成

「グランセンス吉川美南パークサイドコート」の建設地は、「吉川美南」駅から徒歩5分。先述した美南小学校の通学区となる場所だ。

吉川美南では、大手不動産の住友不動産と大和ハウス工業が開発当初からマンション分譲を続けており、「グランセンス吉川美南パークサイドコート」は3つめのプロジェクトとなる。

駅前から並ぶ3つの大規模マンションは、すべて住友不動産・大和ハウス工業によって開発されている。その結果、統一感ある街並が形成されるという長所が生まれる。このように、同じデベロッパーが継続してマンション開発を行うケースは少ない。

「グランセンス吉川美南パークサイドコート」の建設地は敷地の3辺が公道に面し、残り1辺は公園に面する開放的な立地条件。独立性も高く、全戸南東・南西向きで、眺望・採光に恵まれる。

敷地外周を石積みと植栽で囲み、3棟に分けられた建物は外壁にはタイル張り部分が多く用いられる。バルコニーの手すりはガラス張りだ。エントランスにはタイル張りと石張り部分が多く、格調が高い。

タイルとガラス、自然石は経年変化を起こしにくく、むしろ風格を増す建材なので、建物の資産価値が長く保たれると評価される。

インプレッション4——3LD・Kが2390万円からの価格設定にも注目

「グランセンス吉川美南パークサイドコート」は、価格に納得感が大きい。これも、同マンションの大きな注目点だ。全186戸は3LD・Kが2390万円から。4LD・Kでも3698万円からの設定で、3000万円台前半で購入できる3LDKが多くなる。これなら、毎月の返済金が賃貸を借りたときの家賃と同じくらい、いやローン返済のほうが安くなる、という人もいるはずだ。「東京」駅から31分というような便利な場所では、3LDKが6000万円台、7000万円台というところが目立つ現在、どこかホッとするような価格設定といえる。

それでいて、キッチンには食器洗い乾燥機が標準設置され、窓は複層ガラスサッシ。バルコニーにはスロップシンクも付く。

住戸のバルコニー側に配置される柱を住戸外に出すことで、室内の有効面積を拡大。70m2台の3LDKでウォークインクローゼットが2つ付き、さらに納戸が付くなど収納スペースが豊富だ。

さらに、窓が大きく、下がり天井が少ないなど、開放的な暮らしを実現する工夫が多い。駐車場内に洗車スペースがあり、24時間ゴミ出しOKなど利便性を高める工夫も網羅される。

購入しやすい価格設定だが、質の高い暮らしを実現するマンションとなるわけだ。

インプレッション5——実際の建物をみて、納得してから購入できるマンションだ

「グランセンス吉川美南パークサイドコート」は、すでに建物が完成している。そのため、実際の建物を見て、購入を検討できる。

そのメリットは大きい。模型や完成予想図ではなく、実際の建物や平置き駐車場の様子などを見学できるからだ。さらに、1年後や2年後ではなく、「即入居可」というメリットもある。現物をみて、すぐに住み始めることができるので、確実さを重視したい人向きの物件といえる。

もちろん、専有部分(各住戸内)も実地に見学可能で、ここで確認できることも多い。

たとえば、室内の開放感。日当たりや眺望、そして周囲から聞こえてくる音も実地に確認できる。

もちろん、周囲の街並、安全な歩道など住環境のよさも実地に歩いて確認することも可能。不安なく、購入できるマンションということになる。

インプレッション6——今後の価格上昇を想定し、狙い目のマンションとなる

今、首都圏のマンションは価格上昇期に入っている。山手線内側を中心にした都心エリアでは、5億円、10億円というとんでもない価格のマンション住戸も登場しはじめた。その価格上昇は郊外に広がり始めている。

この先、2020年東京五輪の後には大きく値下がりすると予測する人もいるのだが、私はその予測に疑問を持っている。というのも、過去、五輪を開催した国で「五輪まで上昇し、その後一気に下がった」という国はないからだ。

前回1964年の東京五輪のとき、そしてソウル五輪の韓国、北京五輪の中国では、五輪の直後半年くらい経済と地価が下がったがすぐに持ち直して高い水準を続けた。6年前にロンドン五輪を開いたイギリスは、息継ぎすることなく、6年経った今も地価上昇を続けている。

五輪を開く国はインフラ整備を行い、それが経済を後押しするので、「一気に下落」とはならないのだ。

日本でもリニア中央新幹線、新東名高速道路、首都高都心環状線の造りかえ……大プロジェクトが五輪後も続くことになっており、それを考えれば「五輪後に一気に下がる」という説に首をかしげざるを得ない。

これから、長い価格上昇期が続くと考えれば、3LD・Kが2390万円台からという「グランセンス吉川美南パークサイドコート」の価格設定は魅力的だ。

このように、便利な場所で価格を抑えたマンションは、今後、急速に急速に姿を消して行くと、私はみている。そのきっかけになるが消費税の税率アップ。予定では平成31年10月1日から、消費税は8%から10%に上がる。「大きな買い物は、消費税が上がる前にしておきましょう」と騒がれ出すのは、その1年前。今年の秋頃からだ。その動きがでるまでが、納得価格のマンションを買うチャンスだと私はみている。