ライオンズ岐阜プレミストタワー35(大京、大和ハウス工業)

2021年4月取材

ライオンズ岐阜プレミストタワー35 (大京、大和ハウス工業)

住宅評論家・櫻井幸雄が、分譲中マンション、もしくはこれから販売開始されるマンションをスマホ片手に取材。建設地と最寄り駅、そして販売センターを歩き回り、「どんなマンションなのか」「注目すべきポイントは」を調べる。
2021年4月、岐阜県岐阜市で販売が始まった複合再開発・超高層マンション「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」を現地調査した。

岐阜駅から建設地へ、立地を細かく調査
━━岐阜駅周辺と建設地へのアクセス、建設地周辺の立地特性を実際に歩いて調査した。

調査1 知らない人のために……岐阜駅って、どんなところ?

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」の最寄り駅は、JR東海道本線・高山本線岐阜駅、もしくは名鉄名古屋本線名鉄岐阜駅。
JRを利用すれば、名古屋駅から直通20分の所要時間なので、名古屋の通勤圏である。岐阜駅周辺は岐阜県の中心地となり、デパートの岐阜髙島屋もある。

再開発で整備された岐阜駅周辺は洗練されている。

駅前広場から中心街の方向を見る

岐阜駅周辺を見渡す

まとめ

岐阜駅は、名古屋駅から20分程度なので、通勤圏となる。駅周辺は再開発が行われて、美しい。そして、街のスケールも大きい。
一方で、名古屋駅周辺と比べると、新築マンション価格が抑えられている。
これは、マンション投資を行う上でも注目すべきポイントとなるだろう。

調査2 岐阜駅からマンション建設地に向かう

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」は、JR東海道本線・高山本線岐阜駅から徒歩13分、もしくは名鉄名古屋本線名鉄岐阜駅から徒歩11分。金華橋通りに面しており、デパートの岐阜髙島屋に隣接する。

金華橋通りを「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」の建設地に向かう。

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」の建設地は、岐阜駅から徒歩11分~13分となるが、岐阜の中心街に位置する。
駅と中心街が離れているのは、江戸時代から続く街(主に城下町)によくみられる現象。名古屋も金沢も広島、岡山、福岡も同様。東京も最初の鉄道駅・新橋は、銀座や日本橋から離れていた。
名古屋は駅と中心街(栄)が大きく離れ、歩くのはしんどい。しかし、岐阜の場合、駅と中心街は歩ける距離である。

建設地の手前、金神社(こがね神社)まで来た。

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」の建設地に到着

大きな通りの角地に位置するため、開放感が大きい。建設地の奥にデパートの岐阜髙島屋がみえる。注目要素の多い立地で、商業施設、公益的施設と一体化した複合再開発で誕生する超高層マンション━━それが、「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」だ。

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」の建設地を間近に見る

まとめ

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」の建設地は、駅から歩いて11分~13分。
しかし、岐阜髙島屋と柳ヶ瀬商店街に隣接し、中心街の中でも中心に位置している。
中心街が駅から離れるのは、江戸時代、城下町だった場所では当たり前のこと。
「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」は、中心街の中心部に、複合再開発として建設される超高層マンション。その魅力は大きい。

販売センター内で、プロとしての注目ポイントを解説
━━「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」のマンションギャラリー(販売センター)を訪ね、その特徴をレポートしたい。

輝くばかりのマンションギャラリー……というか、自撮りをしたら、逆光だった。深く反省。
マンションギャラリーは、岐阜駅から歩いて15分ほど。商業施設の「オーキッドパーク」にある。
駅から歩くと、少々大変だが、車社会の岐阜では問題にならないだろう。車で行くことを考えれば、わかりやすく、行きやすい場所である。

調査3 「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」の販売センターで展示を見る

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」は、地上35階建て・全355戸(内36戸は非分譲住戸)の大規模超高層マンション。そして、制振構造を採用するマンションでもある。
建物の1階と2階には商業施設が入り、3階と4階は岐阜市が整備する公益的施設が入る。住戸が設けられるのは、5階から35階で、眺望の開ける住戸が多くなる。
マンションギャラリーには、建物完成予想模型やパネルによる説明が行われる。
入ってすぐの場所に、建物完成予想模型が置かれていた。どんなマンションになるのか、目が釘付けとなる。

自走式駐車場とは、機械を使った駐車場ではなく、自ら車を運転して指定場所まで行く方式の駐車場。機械操作の手間が省かれ、駐車もしやすい。さらに、駐車場の維持費用、補修費用が抑えられる、といった長所も期待できる。

建物は制振構造を採用。主要構造部に使われるコンクリートは高強度

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」は地震時の揺れを軽減させる制振構造を採用。さらに、主要構造部に使われるコンクリートは極めて頑強な高強度コンクリートを採用する。
その強度は、場所により42ニュートン~80ニュートン。
一般的なマンションに用いられるコンクリートの強度は24ニュートン。長期優良住宅の認定を受ける建物で33ニュートン以上なので、ひときわ強度の高いコンクリートが用いられることになる。
高強度コンクリートは頑丈なだけでなく、建物の寿命を延ばす効果も期待できる。これは、注目すべき特徴となる。

「スケルトンインフィル」のマンションでもある

スケルトンインフィルは、「S.I」と表記されることもある構造上の特徴。建物の骨格(スケルトン)を丈夫につくり、間取りや設備などの内部(インフィル)の更新やメンテナンスをしやすくしたマンションである。
スケルトンとインフィルに工夫を凝らしたことにより、従来よりも長く使い続けることができる━━つまり、長寿命のマンションになることを目指しているわけだ。
「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」は基本性能の高いマンションと評価される。
まとめ

再開発事業で建設されるマンションは、建物に多くの工夫を盛り込む。地震に強く、長持ちして、駐車場も使いやすく……他のマンションのお手本になるような建物を目指すわけだ。
「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」も便利な立地で、建物の質も高められる。このマンションを見ると、日本全国で再開発マンションが注目されているのは当然のことだと実感できる。

調査4 モデルルームで、住み心地を確認

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」の住戸は、専有面積46.90㎡~156.32㎡の1LDK~4LDK。全62タイプの住戸バリエーションがある。
マンションギャラリーでは、大型住戸のモデルルームが公開されており、金華山方向の眺望を楽しむことができるスカイラウンジ(住人は誰でも無料で利用できる)の実物大モデルも見学できる。
 
モデルルームの様子を動画で紹介したい。

続けて、玄関からリビングダイニングを見てゆこう

モデルルームで、プロが注目する点はこちら

キッチンには最新設備が標準設置となる

キッチンは、今流行のオープン型。開放的で調理が孤独にならないこと、そして、家族の様子がよく分かるので、小さな子供がいるときにも安心などの長所がある。
一方、リビング側から丸見えになるので、キッチン設備を美しく見せる工夫が求められる。だから、天然石のようなフィオレストーンの天板(カウンター)が好まれ、流しを美しく保つためのディスポーザー(生ゴミ粉砕処理機)と食洗機(食器洗い乾燥機)が重宝される。
※フィオレストーン天板は、最上階住戸以外は、オプションとなる。

エアコンについて、プロの視点

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」では、最上階のフロアに設けられる住戸は特殊仕様となり、リビングに天カセエアコン(天井埋め込み型カセットエアコン)が標準設置となる。特殊仕様のフロアは天井がさらに高いため、天カセエアコンを付けても天井が低くなって困ることはない。
まとめ

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」は、住戸内にも工夫が多いマンションだ。
画像では説明していないが、防災備蓄倉庫(災害時に必要となる簡易トイレ(便袋)や折りたたみ式ポリタンクなどを保管する)や停電時にもエレベーターを1基20時間動かすことができる自家発電装置など、万一の事態への備えもそろえられる。
各住戸の玄関キーをポケットやバッグに入れておくだけで、エントランスの自動ドアなどのオートロックが解除されるハンズフリーキーなど、最新の設備を網羅しているのも同マンションの特徴である。

販売センターでは、共用施設「スカイラウンジ」のモデルも公開されている

最後に

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」は、建物にも工夫を凝らしたマンションになる計画だ。
といっても、華美な共用施設(たとえば、プールとか、温浴施設など)は、設けられていない。商業施設や各種施設が集まる場所のマンションなので、スポーツジムなど多くのものが身近にそろっている。なので、あえて付けていないのだろう。
「あえて付けない」ことで、維持するための負担が少なくて済むという利点も生まれる。毎月の管理費や修繕積立金が高くならないようにしているわけだ。
わかりやすく言えば、将来、金食い虫になりそうな共用施設を設けていない。じつは、これ、超高層マンションを選ぶとき、意外に重要なポイントなのである。

◆「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」公式サイトはこちら

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