キャナルゲートシティ(ルネ市原八幡宿)/総合地所

2021年6月、総合地所様から依頼頂き取材しました。

キャナルゲートシティ (総合地所)
(ルネ市原八幡宿)

住宅評論家・櫻井幸雄が、分譲中マンション、もしくはこれから販売開始されるマンションをスマホ片手に取材。建設地と最寄り駅、そして販売センターを歩き回り、「どんなマンションなのか」「注目すべきポイントは」を調べる。
今回現地調査したのは、千葉県市原市で、JR内房線八幡宿駅から徒歩8分の「キャナルゲートシティ(ルネ市原八幡宿)」。自然が身近な郊外で、24時間営業のスーパーマーケットに隣接し、公園や八幡宮の緑が身近な大規模マンションだ。

説明中の動画はコメント入りで、動画中にだけ出している情報もある。ぜひ、音を出して視聴いただきたい。

八幡宿駅と建設地の周辺を現地調査する
━━八幡宿駅周辺から建設地まで、実際に歩いて立地特性を調査した。

調査1 知らない人のために……八幡宿駅って、どんなところ?

「キャナルゲートシティ(ルネ市原八幡宿)」の最寄り駅は、JR内房線の八幡宿駅(やわたじゅくえき)。内房線と外房線の分岐点・蘇我駅から2駅6分、千葉駅からは13分となる駅で、駅構内はモダンで明るい。

八幡宿駅からは、東京駅まで最短45分となる直通電車もある。直通でなくても、東京駅まで1時間程度となる。

駅西口側のロータリーが広く、車の送り迎えもしやすい

駅の反対側(東口側)も駅前ロータリーが広い

じつは、八幡宿は房総半島の入り口にあたり、海だけでなく、里山や湖も身近。海釣りやキャンプを楽しみやすい環境も、八幡宿の魅力となる。

キャンプの写真はイメージ
Photo by SelfCamp.Site
まとめ

八幡宿駅は、東京駅まで直通電車で45分。直通電車でなくても、東京駅まで1時間程度の駅だ。
JR京葉線への乗換ができる蘇我駅まで2駅6分。千葉駅へは13分。
都心と房総半島を結ぶ中間点でもあり、自然が身近。キャンプや釣りなど、休日の楽しみが広がる場所でもある。
駅舎は、明るく、モダン。
駅前ロータリーが広いので、車での送り迎えもしやすい。

調査2 マンションの建設地をじっくり調査

「キャナルゲートシティ(ルネ市原八幡宿)」の建設地は八幡宿駅から徒歩8分。大学キャンパスもあるので、朝夕の通学時間は駅周辺に活気がある。

駅からの道は平坦で、大部分は歩道が整備されている。
途中に、飯香岡八幡宮(いいがおかはちまんぐう)があった。8世紀からの歴史を持ち、国の重要文化財になっている建物もある歴史ある八幡宮だ。その向かいには広い運動公園。緑の多い場所である。

運動公園の向かいにある市役所の市原支所と公民館は、運動公園横に移転・新設されることになっている。

飯香岡八幡宮と運動公園の間を通る道は、白金通り。ロードサイド店舗が立ち並ぶため、この道沿いの場所は地元での人気が高い。

白金通りから住宅エリアに入る。ここから「キャナルゲートシティ(ルネ市原八幡宿)」の建設地は近い。

建設地周辺を歩いてみた。

24時間営業のスーパーマーケットは、建設地の隣だ。

建設地背後には、運河沿いの遊歩道があり、運動公園の緑が美しい。

まとめ

「キャナルゲートシティ(ルネ市原八幡宿)」は八幡宿駅から平坦な道を歩いて8分。
途中に、飯香岡八幡宮という歴史ある八幡宮がある。
建設地周辺は、落ち着いた住宅ゾーンである。
建設地の北東側隣接地に看護専門学校があり、その隣が運動公園で緑が身近な環境も形成されている。
建設地の南西側隣接地は、24時間営業のスーパーマーケットがあり、生活利便性が非常に高い。
建設地の裏手には、運河沿いの遊歩道があり、ジョギングする人も多い。
「キャナルゲートシティ(ルネ市原八幡宿)」の建設地は駅から8分で、環境のよさと便利さを兼ね備えた立地と評価される。

販売センター内で、プロとしての注目ポイントを解説したい
━━「キャナルゲートシティ(ルネ市原八幡宿)」のマンションギャラリー(販売センター)を訪ね、その特徴をレポートする。

マンションギャラリーは、八幡宿駅から歩いて1,2分。マンション建設地とは反対側の東口側にある。

調査3 「キャナルゲートシティ(ルネ市原八幡宿)」の販売センターで完成予想模型を見る

「キャナルゲートシティ(ルネ市原八幡宿)」は、地上14階建て・全219戸の大規模マンションだ。
事業主の総合地所は、「マンションのことなら~」のCMソングで知られる長谷工グループの一員。そして、他とはひと味違ったマンションをつくり続けている点も特徴で、「キャナルゲートシティ(ルネ市原八幡宿)」では、マンションの隣がスーパーマーケットになっているのが、最初の注目点となる。

敷地の隣がスーパーマーケットになっているマンションを、私は高く評価する。その理由を解説したい。

加えて、敷地内に全戸分の駐車スペースを備え、その利用料が月額500円から、となっているのも、特徴だ。

敷地内に全戸分の駐車スペースを備え、その使用料が月額500円から、という特徴が実現するのは、「キャナルゲートシティ(ルネ市原八幡宿)」が大規模マンションであるためと考えられる。

一般に、総戸数が200戸を超えるマンションは「大規模」と区分され、多くの長所が生まれる。長所とは、「スケールメリット」。広い敷地、大きな建物、総額が大きくなる管理費用で、共用施設が充実したり、サービスが充実することだ。
「キャナルゲートシティ(ルネ市原八幡宿)」の場合、駐車場が充実する以外にも、カフェラウンジ・パーティルームや布団も洗えるランドリールーム、ホテルのように使えるゲストルームなど、共用施設が充実する。
スポーツ用品やキャンプ用品の無料貸し出しも行われる。

貸し出しが行われる用品の一部が、マンションギャラリーで紹介されている。

大規模マンションなので、ゴミを出す場所も広くて、明るい。なお、ゴミを出す場所{ゴミ集積場}は、24時間いつでもゴミ出しができる。それも、マンション暮らしで便利な点だ。

総合地所がこれまで分譲した他のマンションでのゴミ集積場の例。

共用部にショッピングカートがあるのも、他のマンションではなかなかお目にかかれない工夫だ。

写真は、このようなカートになる、という参考写真。車への荷物の出し入れや、近所への買い物で重宝するだろう。

さらに、大規模マンションの「キャナルゲートシティ(ルネ市原八幡宿)」だからこそ実現する災害対策もある。
それが、大量の飲料水を確保する工夫「スマート・ウォーター・タンク」だ。
仕組みは、まず、建物の地下に雨水を溜める巨大なタンクを設置。溜めた水は樹木への水やりなどに活用し、常に入れ替える。
災害で断水が生じたとき、溜めてある水を飲料水として活用する。
その際、雨水を安全な飲料水に変えるのが非常用飲用水生成システム「WELL UP(ウエルアップ)」だ。以上のシステムで、断水が起きてもマンション居住者の6日分の飲料水が確保される。
マンションで初めて採用される画期的システムである。

マンションには、数多くの非常用設備が備えられる。そのなか、写真下にある赤い装置が非常用飲用水生成システム「WELL UP」だ。この装置で、雨水を安心して飲むことができる。

共用施設が充実し、一戸建てでは実現しにくい住み心地のよさを実現するのも、「キャナルゲートシティ(ルネ市原八幡宿)」の特徴なのである。

まとめ

マンションギャラリーの完成予想模型では、24時間営業のスーパーマーケットに隣接している便利さがよく分かる。
大規模マンションのスケールメリットがあるのも、同マンションの特徴。
敷地内に全戸分の駐車場を備え、駐車場使用料は月額500円からの設定である。
パーティルームやゲストルームなどの共用施設が充実し、買い物に便利なカートも付く。
非常時に活躍する「スマートウォーター・タンク」を初めて採用する画期的マンションでもある。

調査4 モデルルームで、住み心地を確認

「キャナルゲートシティ(ルネ市原八幡宿)」の住戸は、専有面積60.41㎡~100.63㎡の2LDK~4LDK。専用庭付きやルーフバルコニー付きなど、豊富なバリエーションが用意されている。
そのモデルルームでは、新しい提案や細やかな工夫を見学することができる。

モデルルームの調査を開始した。

モデルルームとして公開されているのは、約80㎡の2LDK+ウォークインクローゼット。基本プランは4LDK+ウォークインクローゼット+納戸を大幅に変更している。
このマンションは、3LDKが2400万円台からの予定、と購入しやすい価格設定となる。だから、広めの住戸を購入し、このようにゆったりした間取りにすることも可能になるわけだ。

続けて、玄関から廊下部分。ここには独自の工夫がある

廊下部分の工夫とは……
じつは、このマンションでは、廊下部分を「大地震が起きたときの安全な待避場所」と位置づけている。
廊下部分は、家具が倒れて下敷きになる心配がないし、上から落ちてこない物もない。ダウンライトと呼ばれる照明があるが、これか地震でも落下しないよう工夫されている。
地震の後も開け閉めしやすいよい、廊下に面した居室のドアは引き戸を多用。玄関ドアは地震でも歪みにくい耐震枠を採用しているので、脱出の不安もない。
安心感の大きな「廊下」になっているわけだ。

LDK、リビングダイニングキッチンには、楽しい暮らしの提案が多かった。

ガラス張りスペースに入ってみた

室内にゆとりを生む工夫も凝らされている

プロ目線で、高評価となるのが、キッチン部のデザインと天井の高さだ。

もうひとつ注目したいのは、バルコニーのゆとりだ。

トイレも工夫が凝らされている。

洗面所は、工夫の宝庫だ。

水に濡れにくい小物置き場もある

さらに、洗面所の照明は、蛍光色と電球色を切り替えられるようになっていた。シーンに合わせて化粧ができるようにしているわけだ。

洗濯機置き場にも工夫がある。

まとめ

「キャナルゲートシティ(ルネ市原八幡宿)」は、住戸内にも工夫が多いマンションだ。
その間取りは、2LDK~4LDKと幅広い。
モデルルームではゆとりがあり、楽しげな生活が提案されていた。
3LDKが2400万円台からの予定価格なので、広い住戸での生活も実現しやすい。
キッチン部分はデザインがよく、天井が高くなっているのも気持ちがよい。
バルコニーは奥行2mでゆとりがある。
全体として、住み心地を高める工夫が多いマンションである。

最後に

「キャナルゲートシティ(ルネ市原八幡宿)」は、2021年6月から販売センターがオープンし、これから販売が始まるマンションだ。
その特徴は、駅から徒歩8分で、24時間営業のスーパーマーケットに隣接する便利さ。
そして、身近な緑とレジャースポットに近い心地よさも注目すべき特性となる。
最寄りの八幡宿駅は、東京駅から最短45分で、ほぼ1時間圏の駅と考えられる。
都心に近くはないが、一方で、休日の楽しみが広がる場所。そして、ゆとりある広さの住戸を割安に購入できる立地である。
通勤の便利さだけでなく、休日の楽しさや、家時間の充実を目指す人に向くマンションといえる。
8世紀からの歴史を持つ飯香岡八幡宮の近くで、キャナル(運河)に隣接する暮らしは、都会暮らしでは味わえない開放感がある。
あくせくせず、ゆったりした暮らしに憧れる人に向くマンションである。

◆「キャナルゲートシティ」公式サイトはこちら