ルネ江坂 江の木町(総合地所)

2024年1月、総合地所様から依頼頂き取材しました。

ルネ江坂 江の木町 (総合地所)

住宅評論家・櫻井幸雄が、分譲中マンション、もしくはこれから販売開始されるマンションをスマホ片手に取材。建設地と最寄り駅、そして販売センターを歩き回り、「どんなマンションなのか」「注目すべきポイントは」を調べる。
今回現地調査したのは、Osaka Metro御堂筋線・北大阪急行江坂駅から徒歩9分の「ルネ江坂 江の木町」。大阪市吹田市に立地し、御堂筋線沿線の便利さと将来性の高さに加え、住環境がよく、生活のしやすさも備える。さらに、建物の質の高さにも注目したいマンションだ。

説明中の動画はコメント入りで、動画中にだけ出している情報もある。ぜひ、音を出して視聴いただきたい。

江坂駅と建設地の周辺を現地調査する
━━江坂駅周辺から建設地まで、実際に歩いて立地特性を調査した。

調査1 知らない人のために……江坂駅って、どんなところ?

「ルネ江坂 江の木町」の最寄り駅は、Osaka Metro御堂筋線・北大阪急行線の江坂駅で、同駅から坂のないフラット・アプローチで徒歩9分となる。
御堂筋線沿線の吹田市内、つまり「北摂」というだけで、注目すべき立地となるのだが、近年、江坂駅の評価をさらに高める要素が次々に出ている。
たとえば、大阪駅・梅田駅に近い「うめきた」エリアの開発が第2段階に入り、さらなる飛躍が期待できることがある。
江坂駅から梅田駅までは5駅直通11分の距離だ。また、江坂駅から3駅直通10分の千里中央駅から北大阪急行電鉄南北線への延伸開業が2023年度末に予定されている。
ゆくゆくは梅田駅で新しい地下鉄路線・なにわ筋線に乗り換えできるようになり、それは、関西国際空港へのアクセスがよくなることを意味する。このように江坂駅を最寄りとする暮らしには、将来の楽しみが多いのだ。
そのことを「ルネ江坂 江の木町」のマンションギャラリーにあった路線図で解説したい。

高いポテンシャルを有する江坂駅だが、下車したことがない、という人もいるだろう。下が、江坂駅で「ルネ江坂 江の木町」の建設地に近い南改札だ。

そして、江坂駅で感心したのは、駅構内のトイレがきれいなこと。男子トイレがホテルのように洗練されていた。

駅のトイレが美しいと、テンションが上がる。街の評価まで上がってしまう。逆のケースもあるので、私は駅のトイレを必ず見ておくことにしている。近年、見た駅のトイレで、ダントツ1位で美しいのが、江坂駅のトイレだった。

まとめ

「ルネ江坂 江の木町」は、Osaka Metro御堂筋線・北大阪急行江坂駅を最寄り駅とする。
御堂筋線を利用できることは、同マンションの最大の利点となるだろう。
大阪の中心部を結ぶ路線であるし、これからの進化が楽しみな「うめきた」エリアにも行きやすい。
吹田市内で、北摂に位置することも高評価のポイントだ。
この立地特性から、資産性の高さも期待できる。
江坂駅のトイレの美しさは、驚くほどだった。

調査2 江坂駅周辺と、「ルネ江坂 江の木町」の建設地周辺を歩いて調査した

江坂駅周辺は、商業エリアが発達している。ハンズ江坂店や「Seria」「ユニクロ」「ABC−MART」「スターバックス」などが入る「江坂オッツ」をはじめとした商業施設が充実し、飲食店も豊富だ。街に活気を感じるのも江坂駅周辺の立地特性となる。

「ハンズ」「しまむら」が入る複合商業施設「カリーノ江坂」
「Seria」「ユニクロ」「ABC−MART」「スターバックス」などが入る「江坂オッツ」

銀行や郵便局、クリニックなど生活に必要な利便施設が江坂駅の500m圏に集まっている。さらに、保育園、幼稚園、吹田市立豊津第二小学校、吹田市立豊津西中学校、江坂公園なども駅を中心にした場所に集約されている。江坂はコンパクトに生活できる街であるため、子育てもしやすいし、共働き世帯にとっても便利。さらに、シニアになっても生活しやすい街だと評価される。

吹田市立豊津第二小学校
吹田市立豊津西中学校
江坂公園

「ルネ江坂 江の木町」の建設地は、江坂駅から徒歩9分。マンションの西側に「アメニティ江坂」が広がる場所だ。
「アメニティ江坂」は、甲子園球場約3.6個分(約14万㎡)の敷地に広大や緑地や公園、美術館、ゴルフ練習場、テニスコートなどが集まる。江坂駅の近くから無料のシャトルバスが出ている人気スポットでもある。
「ルネ江坂 江の木町」から「アメニティ江坂」の入り口までは歩いて1分。広大な緑のスペースが身近であること、そして、西向きの住戸からは「アメニティ江坂」の眺望を楽しむことができる……それは、「ルネ江坂 江の木町」の特徴のひとつになっている。

まとめ

江坂駅のまわりには商業施設、飲食店が多く、活気がある。
銀行、郵便局、クリニックなど生活に必要な利便施設が駅の500m圏内に集まっている。
保育園、幼稚園、小学校、中学校も駅の近くにあり、コンパクトに生活できる。
「ルネ江坂 江の木町」の建設地西側には「アメニティ江坂」が広がり、広大な緑が気持ちよい。
環境のよさも、同マンションの利点となる。

販売センター内で、プロとしての注目ポイントを解説したい
━━「ルネ江坂 江の木町」のマンションギャラリー(販売センター)を訪ね、その特徴をレポートする。

マンションギャラリーは、江坂駅南改札から歩いて2,3分の場所に位置している。

調査3 「ルネ江坂 江の木町」の販売センターで完成予想模型を見る

「ルネ江坂 江の木町」は、地上11階建て・全149戸の大規模マンションだ。
完成予想模型でみる外観は都心の高級マンションのようにスタイリッシュ。敷地内の緑が多く、タイル張り、ガラス面が多い。

このようにタイル張り部分が多く、ガラスを多用した外観を私は高く評価する。
理由は、タイル、ガラスならば経年変化を起こしにくく、長く住み続けて風合いが増すからだ。結果、建物の見栄えのよさが長く保たれ、中古として売るときも高評価のポイントになる。つまり、資産価値を維持しやすい外観になっているわけだ。

建物は、南向きと西向きの2棟構成となる。

日当たり、眺望にすぐれる南向き棟は3LDKの住戸が配置される。「アメニティ江坂」方面を望む西向き棟はコンパクト住戸が配される。
2棟に分かれているため、角住戸が多くなるのも特徴だ。

共用施設は、2層吹抜けの「エントランスホール・ウエルカムラウンジ」やテレワークにも役立つ「ワーク&スタディルーム」。大型コインランドリーを備えた「ランドリールーム」など本当に役立つものだけを設置している。

じつは「ルネ江坂 江の木町」は駐車場設置率が高く、70%を超える。駐車場設置率が30%~50%のマンションが多いなか、高い設置率となる。

「ルネ江坂 江の木町」には、最新の工夫が2つ採用されている。それは、「ゼッチ・マンション」になっていることと、建物の信頼性を上げる工夫が凝らされていることだ。

最初に、建物の信頼性を上げる工夫について説明しよう。
まず、「ルネ江坂 江の木町」には長谷工コーポレーションの「プレミアムアフターサービス」が付いている。
そして、「スマート・ウォーター・タンク」を備えるなど、災害への備えも十分だ。
近年、大きな災害が起きたとき、避難場所の問題がクローズアップされることが多い。
学校の体育館などを利用した避難所は、必ずしも居心地がよいとはいえないようだ。
その点、マンション居住者は、頑丈なマンション内に留まることが当たり前になりつつある。
そこで、求められるのは「災害時、マンション内に留まっても、生活できるようになっている」こと。「ルネ江坂 江の木町」では、その点でも最新の工夫が凝らされているのだ。

上の動画の補足
●長谷工コーポレーションのプレミアムアフターサービスとは
建物に対する保証期間が長く、24時間365日住戸のトラブルに対応してくれるものだ。

●「スマート・ウォーター・タンク」とは
大災害などで断水が起きたときも大量の飲料水を確保する工夫だ。
まず、建物の地下に雨水を溜める巨大なタンクを設置。溜めた水は樹木への水やりなどに活用し、常に入れ替える。
災害で断水が生じたとき、溜めてある水を飲料水として活用する。
その際、「WELL UP(ウエルアップ)」という装置により、雨水は安全な飲料水に変えられる。以上の工夫で、断水が起きてもマンション居住者の6日分の飲料水が確保される。
注:動画中「WELL UP (ウエルアップ)ミニ」と話したが、その後、より大型の「WELL UP(ウエルアップ)」が導入されることに変更された。

「ゼッチ・マンション」について、概略をコラムにまとめたので、参照いただきたい。

◆コラム◆
「ゼッチMオリエンテッド」って何?

「ZEH(ゼッチ)」とは、ゼロ・エネルギーつまり電気代がゼロになる住宅を指す。そのマンション版が「ゼッチ・マンション」となり、「ZEHーM」と略される。
今、全国の新築マンションで増え出したのが「ZEHーM・オリエンテッド」というもの。これは、マンションの場合、ゼロエネルギーは現実的にむずかしいので、20%程度の省エネを実現するものを指す。
ZEH=「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」は一戸建てであれば成立可能と考えられる。屋根全面に太陽光発電パネルを設置し、創エネルギーの量を上げることができるからだ。
この「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」に近い状態をマンションで実現しようとすると、建設の費用が大きく上がる。それは分譲価格を押し上げてしまう。
だから、費用を上げず、ほどほどの省エネを実現する「ZEHーM・オリエンテッド」が適当と考えられている。「ルネ江坂 江の木町」は「ZEHーM・オリエンテッド」となり、光熱費を節約でき、住宅ローンの金利、住宅ローン控除でも有利になっている。

「ZEHーM・オリエンテッド」のマンションは賢い選択といえる。その理由を動画でまとめた。

まとめ

マンションギャラリーの完成予想模型では、建物の上質さがよく分かった。
2棟に分かれた建物は南向きと西向き。それぞれに利点がある。
タイル張り、ガラス面の多い外観は経年変化を起こしにくく、資産価値を長く保つ効果が期待できる。
駐車場設置率が高く70%を超えるのも、このマンションの特徴となる。
最新の「ZEHーM・オリエンテッド」で、光熱費を20%程度節約でき、住宅ローンの金利、住宅ローン控除でも有利になっている。
長谷工コーポレーションのプレミアムアフターサービスが付き、災害への備えも十分だ。

調査4 モデルルームで、住み心地を確認

「ルネ江坂 江の木町」の住戸は、専有面積約46㎡の1LDKから約86㎡の3LDKまでバリエーション豊富。便利で環境のよい立地であるため、シングルからファミリーまで幅広い世帯に快適なマンションとなる。
モデルルームは約73㎡の3LDKタイプ。新しい提案や細やかな工夫を見学することができる。

室内に入る前、モデルルームの外側に注目すべき特徴が複数あった。
まず、驚いたのが、全戸に宅配ボックスが備えられ、玄関前の共用廊下が広いことだ。

もう一つ、モデルルームに入る前に見学したのが、可動収納ユニット「ウゴクロプラス」の展示だ。「ウゴクロプラス」は、クローゼットを簡単に動かすことができる最新の収納システムなので、どんなものなのかがわかりにくい。
そこで、「ウゴクロプラス」の展示が行われているわけだ。

さらに、モデルルーム内では、「ウゴクロプラス」の実例を見ることができる。2つの展示で、「可動式収納ユニット」が理解しやすくなる。

補足すると、収納ユニットは簡単な操作で台車が出て、簡単に動かすことができ、台車を収めればその場で固定される。この仕組みで、部屋の模様替えが楽にできるわけだ。

ここからは、モデルルーム内の工夫を紹介したい。
まず、細やかな工夫が多い玄関部分について。

「ルネ江坂 江の木町」の住戸は、間取り四隅の柱をすべて住戸の外に出す「アウトフレーム」を採用。それにより、住戸内の有効面積が広がり、専有面積の数字以上に室内が広く感じる。
また、天井の一部が低くなっている「下がり天井」もない。
以上による開放感の大きさをリビング部分で確認した。

リビングに設置された窓は、支柱なしの「センターオープン」であるだけでなく、別の工夫が凝らされていた。
それは、断熱性が高い「Low-E複層ガラス」になっていることと、「フレキシブルサッシ(すべてのガラス戸が可動となる)」である点だ。

キッチンでは、引き出しのソフトクロージングなど、工夫が多く凝らされている。これは、3LDKだけでなく、1LDKの住戸も同様である。

洗濯機置き場の上には、「ユーズプラス」を導入した収納システムを見ることができた。このマンションでは、すべての収納に工夫が凝らされている。

浴室では、ドアのタオル掛けが2本で、浴室内の物干しも2本。保温浴槽など、暮らしやすさを向上させる細やかな工夫があった。

まとめ

「ルネ江坂 江の木町」は、各住戸内にも工夫が多いマンションだ。
その間取りは、1LDK~3LDKと幅広い。
間取り4隅の柱を住戸の外に出して、有効面積を拡大。
下がり天井もない。
全戸に専用の宅配ボックスが付く。
収納に工夫が凝らされ、キッチン設備、浴室設備も充実。「ルネ江坂 江の木町」は上質なマンションになる計画だ。

最後に

「ルネ江坂 江の木町」は、Osaka Metro御堂筋線・北大阪急行江坂駅から徒歩9分となる。
御堂筋線を利用できる便利さと将来性の高さは、同マンションの第一の注目点となる。
このように楽しみが多い場所にマイホームを買っておくことは大きな価値がある。
江坂駅周辺は商業施設が充実し、駅周辺でほとんどの用が済むコンパクトシティの性格もある。
マンション建設地は緑が多く、住環境もよい。
建物の質が高く、駐車場設置率が高い。
ZEHーM・オリエンテッドで、いろいろな面でお得なマンションになっている。最後に、櫻井幸雄の視点を動画にまとめた。

◆「ルネ江坂 江の木町」公式サイトはこちら