2018年5月7日取材
シティテラス横濱サウス ザ・ガーデン (住友不動産)
インプレッション1——「住みたい街・横浜」のマンションである

リクルート住まいカンパニーが発表した2018年「住みたい街ランキング」で、関東総合第1位になったのが「横浜」。恵比寿、吉祥寺、武蔵小杉を抑えての第1位だ。

ここでいう「横浜」とは、JR他が利用できる横浜駅を中心におおよそ半径2km圏を指すのだという。つまり、横浜駅周辺はもちろん、みなとみらい21エリアも含まれるわけだ。確かに、魅力的な場所だと思う。

魅力が大きい分、新築マンションの価格は高くなっている。横浜駅周辺とみなとみらい21エリアでは、「3LDKが7000万円以上」という水準が定着。昨2017年には「約212m2が8億円」というマンション住戸も登場し、マスコミを賑わせた。

「横浜でも、そんなに高額なのか」と驚いてしまうが、じつは横浜のポテンシャルは想像される以上に高い。横浜市の現在人口は373万人に達し、大阪市の271万人より100万人も多い。大阪市より大きな都市なので、高額マンションを購入できる富裕層も多くなっているものと考えられる。

さらに、横浜駅周辺では再開発事業がまだまだ続く。「横浜駅西口北鶴屋地区第1種市街地再開発事業」や「横浜駅西口ビル計画(JR)」などが控えており、これからの発展を考えると、この先マンション価格が下がることは期待しにくい。

横浜は、住みたいけれど、マイホームを購入しにくい街でもあるわけだ。

「シティテラス横濱サウス ザ・ガーデン」は、その「横浜駅を中心にした半径2km圏」に位置しながら、「約70m2の3LDKが5490万円から」という価格設定で注目されるマンションである。

この価格設定は、横浜駅2km圏において納得感がある。が、ポテンシャルの高さの割に注目度はまだ低い。今からでもチェックしておきたい。「シティテラス横濱サウス ザ・ガーデン」は、そんなマンションである。

インプレッション2——横浜駅も徒歩圏で、多彩な交通手段がある立地

「シティテラス横濱サウス ザ・ガーデン」の建設地は、京浜急行本線で横浜駅から1駅の戸部駅を最寄りとし、同駅から徒歩5分の地。桜木町駅へ徒歩16分で、横浜駅へも歩いて19分だ。

同マンションの建設地と同様「横浜駅から半径2km圏」に位置するみなとみらい21エリア住人には、「都心への通勤で、横浜駅まで歩いて行く」という人が少なくない。その場合の所要時間は「シティテラス横濱サウス ザ・ガーデン」から横浜駅までの所要時間と大差ないだろう。加えて、同マンションの場合、横浜駅まで路線バスを利用しやすいという長所もある。建設地から徒歩3分の「御所山」バス停から「横浜駅改札前」バス停まで所要時間は約7分。マンションを出てから約10分で横浜駅まで到着するわけだ。

上記路線バスは朝7時台8時台には合計14本が運行され、渋滞の生じにくいルートとなる。「シティテラス横濱サウス ザ・ガーデン」には、バスの使い勝手がよいという隠れた立地特性もあるわけだ。

都心からの帰宅では、横浜方面への電車は本数が多く、終電も遅い。JR京浜東北線の場合、東京駅、品川駅方面からの終電は横浜駅着が深夜1時10分となっている。ちなみに、この終電は桜木町駅止まりなので、桜木町まで終電に乗ってゆくという帰宅方法もある。夜遅くの帰宅にも心強い立地条件となるだろう。

インプレッション3——3LDKで70m2以上、ディスポーザーなど設備機器も充実する

神奈川県最大のターミナル駅である横浜駅とみなとみらいエリアを生活圏としながら、分譲価格は約70m2〜78m2の3LDKが5490万円からの設定。抑えた価格設定と十分な広さも「シティテラス横濱サウス ザ・ガーデン」の特徴といえる。

この価格設定で、建設地から半径500m圏内にスーパーマーケット、クリニック、区役所小学校、幼稚園などがそろう。生活利便性も高い。

住戸は70m2以上のゆとりある3LDKが中心。しかも、LD側の柱を極力住戸外に出すアウトポール設計で室内の有効面積を大きくしている。実際、モデルルームをみると、70m2サイズでも75m2の居住空間を感じる。広さを活かしてウォークインクローゼットを2つ設ける住戸が多いなど、室内の収納スペースが充実しているのも特徴だ。

設備面の工夫も多く、キッチン設備ではディスポーザー(生ゴミ粉砕処理機)が付き、システムキッチンの収納はすべてスライド式でソフトクロージング機能付き。引き出しがゆっくり静かに閉まる仕様だ。

このところ、首都圏では土地価格と建設費の上昇から、面積圧縮・省設備の傾向が出ている。60m2前後の3LDKが現れ、ディスポーザーやソフトクロージング機能などが省かれやすい。

その点、「シティテラス横濱サウス ザ・ガーデン」は、住戸が広く、設備充実なマンションになっている。それも、同マンションが高く評価される要因といえる。

インプレッション4——全294戸の大規模でデザインは秀逸。大きな開放感も特徴的だ

「シティテラス横濱サウス ザ・ガーデン」は、全294戸の大規模マンション。横浜駅周辺の住宅エリアで、駅徒歩圏・総戸数250戸以上という大規模マンションは数が少ない。その希少性も、同マンションの特徴と言える。

事業主は住友不動産。財閥系の不動産会社であり、そのことに安心感を抱く購入検討者は多いはずだ。

安心感が大きいだけでなく、住友不動産のマンションは、外観とエントランスのデザインがすぐれていることも特徴だ。

「シティテラス横濱サウス ザ・ガーデン」では白を基調にした外壁にアクセントとなるレンガ調のタイル張り部分を採用。横浜らしい外観デザインを採用している。

マンションの顔となるエントランスには、ガラス面とタイル張りで仕上げられた2層吹き抜けのホールが設けられる。

このように、タイル、ガラスを多用した外観とエントランスを私は高く評価する。三つの素材は、経年変化を起こしにくく、年月の経過とともに風格を増す素材であるからだ。風格を増した外観、エントランスは見る人に好印象を与える。これは将来、中古で売ろうとするときに有利になる。

「シティテラス横濱サウス ザ・ガーデン」は2019年春の完成予定で、取材時点では8階、9階あたりまで工事が進んでいた。

そのため、建物の様子が一部わかるし、敷地の状況も理解できる。周囲の建物との間隔が大きく開いているため、各住戸では開放的な暮らしが実現するだろう。

また、敷地南側の公園の整備が進んでおり、平成30年度の完成予定となっている。完成すれば、目の前が公園のマンションとなる。開放感が大きく、眺望が開けることも、「シティテラス横濱サウス ザ・ガーデン」の特徴に加わるわけだ。

インプレッション5——今後の価格上昇を想定し、狙い目のマンションとなる

今、首都圏のマンションは価格上昇期に入っている。山手線内側を中心にした都心エリアでは、5億円、10億円というとんでもない価格のマンション住戸も登場しはじめた。その価格上昇は郊外に広がり始めている。

この先、2020年東京五輪の後には大きく値下がりすると予測する人もいるのだが、私はその予測に疑問を持っている。というのも、過去、五輪を開催した国で「五輪まで上昇し、その後一気に下がった」という国はないからだ。

前回1964年の東京五輪のとき、そしてソウル五輪の韓国、北京五輪の中国では、五輪の直後半年くらい経済と地価が下がったがすぐに持ち直して高い水準を続けた。6年前にロンドン五輪を開いたイギリスは、息継ぎすることなく、6年経った今も地価上昇を続けている。

五輪を開く国はインフラ整備を行い、それが経済を後押しするので、「一気に下落」とはならない。ロンドンの場合、市内各地で再開発を行い、街並を一新。その効果で地価が上昇している、と考えられている。

日本でもいろいろな街で再開発が行われ、横浜も生まれ変わっている。加えて、リニア中央新幹線、新東名高速道路、首都高都心環状線の造りかえ……大プロジェクトが五輪後も続くことになっており、それを考えれば「五輪後に一気に下がる」という説に首をかしげざるを得ない。

これから、主要スポットでの価格上昇が続くと考えれば、人口373万人を擁する横浜市で、横浜駅から2km圏に位置する「シティテラス横濱サウス ザ・ガーデン」の魅力はさらに増す。

まさに、注目のマンションである。