2020年1月6日取材
ルネ横浜戸塚 (総合地所)
インプレッション1——第1期100戸成約した人気マンションである

全439戸の大規模で、昨年11月から12月かけて行われた第1期販売で第1期1次122戸、追加で行われた第1期2次・3次の15戸を加えて、計137戸を供給。

人気マンションであることは間違いない。

このところ、首都圏での人気マンションは、駅に近い立地のものになりがち。駅に近い再開発エリアで、便利な分、分譲価格も高くなる。そのため、「人気は高いが、とても手が出ない」というケースが多くなっている。

ところが、「ルネ横浜戸塚」は、3LDKが3400万円台からの価格設定で、そんなに高くない。一方で、駅近というわけでもない。

そうなると、「人気が高いのは、なぜ?」という疑問がわく。

2020年の年明け早々、人気の理由を探るため、戸塚駅近くの販売センターを訪ねた。

インプレッション2——駅近のマンションではないが、都心へのアクセスは良好である

「ルネ横浜戸塚」の建設地は、JRの戸塚駅から徒歩12分で、横浜市営地下鉄の戸塚駅からも徒歩12分。といっても、不便な場所でもない。12分ならば駅から徒歩圏だし、駅までの道はフラットで歩きやすい。そして、戸塚駅の利便性は高い。

 まず、横浜市の戸塚駅はJR東海道線・横須賀線・湘南新宿ラインと横浜市営地下鉄ブルーラインを利用可能。それぞれを使い分けることで横浜駅まで1駅8分で、品川駅26分、東京駅まで35分、新宿駅まで39分となる。加えて、利用できる電車の本数が多いのも戸塚駅の特徴だ。朝の7時台、8時台であれば、東京駅・新宿駅に向かう電車がほとんど2分に1本のペースである。

また、横浜市営地下鉄を使えば、新横浜駅まで17分。このルートは、名古屋・大阪方面の出張を楽にしてくれるだろう。

そして、「ルネ横浜戸塚」からは、バスで戸塚駅向かうこともできる。同マンションから、最寄りのバス停まで徒歩3分。朝7時台、8時台は約2分に1本の割合でバスが来るので、ストレスなくバスを利用できる。

といっても、戸塚駅周辺は「道が混んでいる」という印象を持っている人もいるだろう。これは、駅の西口側は小さな建物が建て込み、踏切で車が渋滞することから生まれた印象だ。

しかし、今は、東口、西口ともに再開発が行われ、広い道路・大きな区画割りの街区が誕生。大型商業施設の「サクラス戸塚」、「トツカーナモール」「東急プラザ」などの商業施設がオープンし戸塚区役所も移転している。一方で、風俗店がなく、学習塾やクリニック、薬局など目立つ街ができあがっている。

また、絶えず渋滞が起こっていたJRの踏切は撤去され、道路を地下に通す(アンダーパス)工事が完成。戸塚駅周辺は大きく、そしてモダンに生まれ変わっている。

戸塚駅は、今、バスで通いやすい場所になっている。一方で、再開発が概ね終了したことで、駅周辺のマンション価格が大きく上がってしまった。

そのことを知っている人たちが、「価格が手ごろである」ことと「そんなに不便ではない」点で、「ルネ横浜戸塚」に注目しているのである。

インプレッション3——スーパーマーケットの「イオンスタイル」が隣接している

加えて、「ルネ横浜戸塚」には、買い物便利という立地特性がある。建設地にはかつてダイエー戸塚店があり、その跡地が「ルネ横浜戸塚」と新たなスーパーマーケットに複合開発され、新たなスーパーマーケットが「イオンスタイル戸塚」だ。

「イオンスタイル戸塚」は、マンションに先立ち、2020年春から開業する予定。そのため、「ルネ横浜戸塚」に入居すれば、引っ越した日から、「イオンスタイル戸塚」を我が家の冷蔵庫代わりに使うことができる。それもまた、「ルネ横浜戸塚」の大きな利点となる。

隣接するスーパーマーケットを思い切り活用できるよう、「ルネ横浜戸塚」では各戸に2枚居住者限定のWAONカードが配布され居住者専用の買い物カートも一定数用意される。

WAONカードはエントランスの共用ドアを開錠する事も可能なので、カード1枚持つだけで買い物に出かけることができる。

また、居住者専用の買い物カートは、マンション内に用意される。「ルネ横浜戸塚」の居住者は、そのカートを押して、スーパーマーケットに出かけ、精算済みの商品をカートに入れて、マンションに戻ることができるわけだ。

「ルネ横浜戸塚」に住めば、スーパーマーケット隣接の便利さを十二分に享受できる仕組みである。

インプレッション4——大規模のスケールメリットで、日々の暮らしは快適で楽しい

「ルネ横浜戸塚」は建物の特徴も多い。

まず、建物の外観、エントランスは上質だ。外壁にはホワイトベージュ系のタイルを基調に、ブラウンを効果的にあしらうシックで洗練されたデザイン。バルコニー手すりはガラス張りで、エントランスにもタイルとガラスが多用される。

グランドエントランスは豪華な印象で誇らしい。さらに、使い分けができる3つのサブエントランスがあるのも便利だ。

全439戸のスケールメリットで共用施設が充実するのも、同マンションの特徴。ウッドデッキやハンモックパーゴラ、景石ベンチなどがあるフォレストガーデンをはじめ、集会室(パーティ&キッズルーム)、ゲストルーム、ランドリールームなど、日々の生活を助ける施設が網羅される。さらに、日々の生活をサポートしてくれるコンシェルジュサービスも備えられる。

もうひとつ、うれしい工夫となるのが、全戸の玄関横に宅配ボックスが備えられること。留守中に宅配物が届いた場合、スマホで対応でき、エントランスのオートロックを解除、さらに玄関横の宅配ボックスの扉もスマホで解除することで、荷物の受け取りが出来る仕組みだ。

仕事中にスマホに出ることができないときは、エントランスにある共用の宅配ボックスでの受け取りも可能。二重配達の手間をなくす最新の設備が導入されているわけだ。

「ルネ横浜戸塚」は、大規模のスケールメリットで、日々の暮らしが飛躍的に快適で楽しくなるマンションである。そのことに気づいた人がいち早く第1期分中で、購入で決めたのだろう。

インプレッション5——ディスポーザー、食器洗い乾燥機を標準設置されて、平均71.7㎡の住戸内は収納充実

「ルネ横浜戸塚」は3LDKが3400万円台からの予定価格だが、住戸の質は極めて高い。

住戸は、平均72㎡と広い。そして、モデルルームをみると、専有面積以上の広さを感じる。その理由は、4隅の柱を住戸の外に出す構法を採用していること。現在の分譲マンションは、バルコニー側の柱2本を住戸外に出す。が、共用廊下側の柱は室内に食い込むケースが多い。ところが、「ルネ横浜戸塚」では、共用廊下側の柱を含めて、4本の柱をすべて住戸外に出している。それにより、室内の有効面積が広がっているわけだ。

さらに、耐震壁内臓梁の採用で、室内の下がり天井が極めて少ない。すっきりした室内空間も実現している。

それらによって生み出されたゆとりを活かし、「UGOCLO」をはじめとした収納スペースが充実する。

「UGOCLO」はグッドデザイン受賞の間仕切り可動システムだ。このほか、収納スペースのドア裏にフックが付いていたり、布団クローゼットにパイプが設置されているなど、細やかな工夫も多い。

住戸内設備では、キッチンにディスポーザー(生ゴミ粉砕処理機)と食器洗い乾燥機、リビングに床暖房が標準設置される。

「ルネ横浜戸塚」は、住戸内の質も高いマンションと評価される。

「ルネ横浜戸塚」には、建設を受け持つ長谷工コーポレーションのプレミアムアフターサービスも付く。これは、水漏れなど住戸内のトラブルに24時間365日対応してくれるもの。真に住む人のことを考えたマンションになっているわけだ。

インプレッション6——あえて、このマンションの懸念材料を探してみると

「ルネ横浜戸塚」は、人気の高いマンションである。

一方で、短所はないのだろうか。

駅から徒歩12分という点は短所になりそうだが、その分、価格が抑えられていること、駅からの道が平坦であること、バスが利用しやすいこと、駅からは離れているがスーパーマーケットには近いことなどを考え合わせれば、決定的な短所とはいえない。

他に隠れた短所は……。

建設地の近くに柏尾川があり、台風のときなど、氾濫のリスクはないだろうか。

調べてみると、柏尾川では、2019年秋の台風のときに氾濫を起こしておらず、それ以前にも氾濫の記録はなかった。氾濫を防ぐ遊水池がつくられており、数年後にも新たな遊水池がつくられる計画もあるという。その効果が大きいのだろう。

氾濫の不安がなければ、川の近くは開放感が大きくて、気持ちがよい。併せて、柏尾川流域は桜の名所であるため、春の楽しみもある。

最後に残るのは、高圧電線か。

建設地の端に高圧電線の鉄塔がある。といっても、マンションの敷地が高圧電線の下になる、というわけではない。この鉄塔から電線が地下に入るからだ。この形式のマンションは、各地に多く存在する。

同じ神奈川県内で小田急線の新百合ヶ丘駅近くに建つ大規模マンションもこの方式。千葉県の海浜幕張駅近くの大規模マンションでも、同様の事例を取材したことがある。

敷地の広い大規模マンションをつくろうとすれば、かなりの確率で高圧電線が近くなってしまう。そこで、地下に埋める方式が確立されているわけだ。

それでも、高圧電線が発生させる電磁波に不安を持つ人もいるだろう。

電磁波の影響については、「ある」という人と「たいした問題ではない」という人がいる。結論は出ていないが、「ある」という場合、携帯電話も電子レンジもかなりの電磁波を出しているので、脳や胎児への影響はそのほうが大きいといえそうだ。

ひとつ確かなことは、地下に埋めた高圧電線は地上への電磁波が小さくなること。実際、リニア中央新幹線の電磁波も心配されていない。

一般的に、マンションは総戸数が200戸を超えると「大規模」と呼ばれるのだが、その大規模マンションを取材する機会が以前より減ってしまった。

ところが、マンション購入検討者は、共用施設やサービスが充実する大規模マンションを好む。特に、スーパーマーケットなどと複合開発される大規模マンションであれば、「そんなところに住んでみたい」という人が多くなる。スマホのように、1台あれば何でもできる、というマンションが好まれるのは当然だろう。

その大規模マンションが首都圏では探しにくくなっている。その希少な例が「ルネ横浜戸塚」である。