ルネ稲毛東 パーク・ザ・レジデンス(総合地所、京阪電鉄不動産)

2021年4取材

ルネ稲毛東 パーク・ザ・レジデンス (総合地所、京阪電鉄不動産)

住宅評論家・櫻井幸雄が、分譲中マンション、もしくはこれから販売開始されるマンションをスマホ片手に取材。建設地と最寄り駅、そして販売センターを歩き回り、「どんなマンションなのか」「注目すべきポイントは」を調べる。
2021年4月、千葉県千葉市稲毛区で建物が完成してから販売が始まったマンション「ルネ稲毛東 パーク・ザ・レジデンス」を現地調査した。

「ルネ稲毛東 パーク・ザ・レジデンス」はすでに建物ができあがっている。

建物が完成してから販売を開始する「完成販売」のマンションとなる。その長所と見所を、建物内外で撮影した動画を中心に紹介したい。

━━まずは、建設地周辺の立地特性を最寄り駅である稲毛駅から実際に歩いて調査した。

調査1 知らない人のために……稲毛駅って、どんなところ?

「ルネ稲毛東 パーク・ザ・レジデンス」の建設地は千葉県千葉市稲毛区で、最寄り駅は、JR総武線の快速停車駅・稲毛駅。同時に、京成千葉線の京成稲毛駅も利用できる立地だ。
JR総武線快速を使えば、稲毛駅から東京駅駅まで直通(つまり乗り換えなしで)34分。下り方向では千葉駅へ4分となる。
必要に応じてJR総武線緩行電車と京成千葉線を利用できるし、羽田空港、成田空港への直通バスも出ており、便利な駅だ。

稲毛駅の東口側には、大型商業施設の「イオン稲毛店」がある。他に、駅西口側には24時間駅業のスーパーマーケットがあり、「ルネ稲毛東 パーク・ザ・レジデンス」から徒歩5分に「マルエツ稲毛店」もある。
生活利便性は高い。

稲毛駅東口そばにある「イオン稲毛店」

駅ナカ施設として、「ペリエ稲毛」がある。「ペリエ稲毛」は、JR稲毛駅と直結。ペリエ営業時間であれば、ペリエ内を通り、ペリエ出口から「ルネ稲毛東 パーク・ザ・レジデンス」まで徒歩8分となる。

「ペリエ稲毛」の営業時間は、朝10時から夜9時まで(土日祝日は夜8時まで)。
営業時間外は、「ルネ稲毛東 パーク・ザ・レジデンス」から稲毛駅西口まで徒歩9分。京成稲毛駅まで徒歩6分となる。

駅から「ルネ稲毛東 パーク・ザ・レジデンス」まで歩いて向かう。

まとめ

稲毛駅は、東京駅から最短34分の場所なので、アクセスがよい。
JR総武線の快速停車駅であり、JR総武線緩行電車と京成千葉線も利用できる。
駅周辺は買い物施設が充実している。
JRの稲毛駅から「ルネ稲毛東 パーク・ザ・レジデンス」まで徒歩9分(ペリエ内を通れば、徒歩8分)。京成稲毛駅からは徒歩6分。
駅から少し離れただけで、静かな住宅街となる。

調査2 建物に到着。完成しているマンション周辺から取材を開始する

「ルネ稲毛東 パーク・ザ・レジデンス」は、すでに建物が完成しているマンションである。

建物は、タイル張り部分が多く、豪華な印象だし、かっこよい。

道路から見える、マンションの外壁は、タイル張り。それも、複数のタイルを張り分けており手間とお金をかけている。縦長の小さな窓を複数設置しているのも、手間とお金をかけた部分。高級な外観であることは間違いない。

隣接地は、大きな公園になっている。

公園に加えて、周囲は一戸建て住宅地になっている、という立地特性もある。

まとめ

完成している「ルネ稲毛東 パーク・ザ・レジデンス」は建物が豪華だった。
タイル張りとガラス面が多く、緑も豊富。それらは経年劣化を起こしにくく、年月の経過とともに風合いを増す。
長く住み続けて、マンションの価値を下げない素材であり、要素となる。
隣接地は、「稲毛東公園」
建物前面は一戸建て住宅地で、開放感が大きく、環境がよい。

完成している建物内で、プロとしての注目ポイントを解説
━━「ルネ稲毛東 パーク・ザ・レジデンス」は建物が完成してから販売を開始したマンション。その特徴をレポートしたい。

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調査3 建物が完成している「ルネ稲毛東 パーク・ザ・レジデンス」、その共用部を見てゆこう。

共用部では、まず外観とエントランスに注目したい。
というのも、マンションの外観とエントランスが魅力的だと、「こんなマンションに住みたい」と思う人が増える。それは、中古で売りやすくなることを意味するからだ。
「買いたい」という人が多くなれば、中古価格が下がりにくい。つまり、魅力的な外観とエントランスは資産価値を左右する部分になる。
建物が完成している「ルネ稲毛東 パーク・ザ・レジデンス」の外観とエントランス、そして共用部は非常に魅力的だった。

まずは、建物の入り口とエントランス

続けて、ロビーラウンジを見学

共用廊下はゆったりしている

細かいところに手間とお金をかけていると感心したのが、この部分

まとめ

マンション住人がみんなで使う「共用部」はつくりが凝っているし、ゆとり重視や本物志向の姿勢がみられる。
総戸数103戸という規模で、これだけ共用部に力を入れたマンションは珍しい。
住み始めれば、毎日いい気分になれる共用部だと感心した。
加えて、資産価値を長く保ち続けることも期待できる。
よくできた共用部だ。

調査4 「ルネ稲毛東 パーク・ザ・レジデンス」の完成した建物で、住戸内を見る

ここから住戸内の見学に入る。

住戸は70㎡以上の3LDKが中心。その室内では、充実するキッチン設備に目が釘付けとなった

ディスポーザーと食器洗い乾燥機を重視する理由とは

ゆとりある広さを生かして、収納スペースが豊富だ。

ウォークインクローゼットは、子供部屋に最適な居室にも付いている

「ルネ稲毛東 パーク・ザ・レジデンス」の住戸は細かな工夫が多い。

洗濯機置き場の工夫

玄関の工夫

「ルネ稲毛東 パーク・ザ・レジデンス」の住戸は、2LDK~4LDKで、角住戸は4LDKが中心となる。4LDK住戸を選びやすいのも、同マンションの特徴となる。

角住戸タイプの4LDKであれば、浴室に窓が付くプランが多くなる。

角住戸の4LDKであれば、室内のゆとりは大きい

バルコニーは、4LDKも3LDKも共通

まとめ

建物が完成している「ルネ稲毛東 パーク・ザ・レジデンス」では実際の住戸を見て、日当たりや眺望、音などを確認できる。
その住戸内では、キッチン設備の充実ぶりに驚かされた。
ディスポーザーと食器洗い乾燥機、食器棚も標準設置だ。
70㎡を超える3LDKが中心となり、ゆとりを生かして収納スペースが充実しているのも特徴。
細やかな工夫も多い。
角住戸タイプの4LDKも住み心地がよさそうだ。

このほか、「ルネ稲毛東 パーク・ザ・レジデンス」の建設地は海抜7mで、昔からの陸地であることも立地特性となる。

最後に

「ルネ稲毛東 パーク・ザ・レジデンス」は、東京駅まで直通34分の稲毛駅を最寄りとし、同駅から徒歩9分(時間帯により徒歩8分)の、落ち着いた住宅エリアに建つマンションだ。
その建物はすでに完成しており、実際の建物を見ることができる状態で販売が始まった。
実際の建物、実際の共用部、実際の住戸内を確認できるので、確実は購入が可能になる。入居までの期間が短いのも利点だ。
その建物は、非常に凝っており、手間とお金がかけられている。
住戸内の設備仕様のレベルも高い。
取材時点では価格未定だった。周辺の中古マンション3LDKは4000万円台のものが多い。それと同じ価格水準であれば、建物のつくりがよい分、買い得だと判定される。

◆「ルネ稲毛東 パーク・ザ・レジデンス」公式サイトはこちら

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